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漂流映画のススメ

ブログ担当 デザイナー吉原

更新日 : 2022.02.03
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こんにちは。
映画大好きデザイナーの吉原です。

最近観た映画を振り返ってみると無人島に不時着して生きるか死ぬかの極限のサバイバル生活!といういわゆる『漂流映画』を多く観ていたので軽く紹介させていただきます。
自分は精神的に疲れているときの現実逃避になるべく自分の日常からかけ離れた設定・時代・シチュエーションの映画をよく観るのですが、『漂流映画』もかなりメンタルヘルスの維持に役立つことを最近実感しました。(自分だけかも?)
無人島や船の上に一人ぼっちの絶望感とそこから生還すべく知恵をふりしぼり『生』という最も原始的な欲求に向かってもがく主人公の姿は観ていて自分の中の闘争心に火をつけてくれます。

『キャスト・アウェイ』(2000)

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【あらすじ】
チャックは物流大手企業の生産性解決に世界中を飛び回るシステムエンジニア。恋人を母国に残し仕事へ向かう最中飛行機が墜落し、一人流れ着いたのは無人島だったのです…。

見どころその①『ウィルソン』
なんと言っても、ウィルソン!チャックが海岸で拾ったバレーボールに、自分の血で顔を描いて作った人形です。
彼は、このウィルソンを我が子のように、むしろ神聖なもののように大切にします。孤独で壮絶な無人島生活を乗り切るためには、心の拠り所が必要なのでしょうね…。

見どころその②『人間の適応能力』
無人島に着いた直後は何もできずに餓死寸前のチャックですが、道具の製作や狩り、火起こしなどを覚え、どんどん生活を豊かにしていきます。その成長過程や、自然を生かした生活は見応えがあります。自分だったらどうするか、など考えてみるのもいいかもしれません。

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(2012年/アメリカ)

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【あらすじ】
少年パイは両親の経営する動物園で育ちますが、経営不振により家族と動物たちは新天地へ。しかし、彼らを運ぶ船が嵐で沈没し、生き残ったのはパイと恐ろしいトラだけでした。彼らは、小さなボートで大きな海を漂います…。

見どころその①『CG技術がすごい!!』
実はトラはほぼ全てCGで描かれているのですが、そのトラのリアルさと言ったら!毛並みの美しさ、顔の獰猛さ、動きのしなやかさ…。そしてなんと言っても、トラが調教されていったり、漂流のストレスで元気がなくなっていったり。そのようなちょっとしたトラの変化のこだわりも垣間見えます。

見どころその②『衝撃のラスト!!』
途中から「あれ?なんかおかしいぞ?」と思い始めるはずです。最後に、全ての種明かしが待っているのですが、これが恐ろしい出来事を乗り越えて生きていくための方法か…と考えてしまいます。

『スイス・アーミー・マン』(2016)

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【あらすじ】
無人島で自殺を図ろうとしたハンク。目の前に現れたのは、動く死体のメニーでした。2人は力を合わせて、生き延びようとしますが…。

見どころその①『動く死体』
あらすじの時点で気になりますよね。「動く死体」ってなんだよという感じですが、動く死体なんです(笑) しかも、ただ動くだけではありません。口からは綺麗な水を吐き出すし、その歯は木を切れるくらいの強靭な刃物として使えるし、おならの威力はジェットスキー並み。コミカルなダニエル・ラドクリフ君が見られます。

見どころその②『無人島での楽しい(?)生活』
ハンクは、この世の楽しみを何も知らないメニーにたくさんの楽しいことを教えます。
食べることや映画館に行くこと、そして恋すること等々。ハンクは、生い茂っていた植物やゴミを利用して、デートスポットを作ったり、女性に扮したりと、メニーを楽しませます。
その自然を利用したデートスポットは、可愛らしく幻想的なのですが、映画の最後に映る同じ場所は、まるで違う印象を観ている我々に与えるのです…。

いかがだったでしょうか?
精神的に疲れて現実逃避したくなったときにぜひご覧ください。
きっとほとんどどんな悩み事も生死に関わることではないと思えるはずです。
その他にも、漂流の陸バージョン『放浪映画』も面白い作品が多いのでまたの機会に紹介したいと思います。
それでは!

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