LINEで相談

サイトロゴ

メニュー

BLOGブログ

茨城に三つある三重塔vol.2-薬王院へご参拝-

ブログ担当 カメラマン村松

更新日 : 2022.08.27

スピリチュアルの先には歴史ある寺院があった

こんにちは。
カメラマン村松です。
今回は僕の番ではないのですが、どうしても皆さんに伝えたくて、週末アップさせて頂きます。

茨城県三重塔ツアーの2か所目。
茨城県の桜川市にあります、薬王院さんへお参りに行ってまりました。
三重塔が見たい!のはもちろんですが、なにやら調べていくと、前回の板橋不動尊さんと同様、とても立派な建造物がたくさんあることがわかりました。
神社仏閣で身も心も清めたいと早速いった次第でございます。

土浦市からは1時間もかからずに行ける距離ですので、気軽にお参拝可能です。

イメージ

早速、車を走らせ向かいます。
ナビがあれば簡単ですが、目印になるのは、この「つくし湖」です。
こんな所に湖があったの?って感じでした。水もとても綺麗で、風も気持ちがよく、森林浴にはとてもいい場所だと思います。

薬王院に行くにはいくつか道があるのですが、下の地図にある赤のルートが一番おススメです。
マイクロバスも走行できる道幅になっています。
参道の入り口には薬王院参道の石碑もたっておりますが、見逃しやすいので、注意してください。
ナビゲーションも登録上、黄色いルートが優先されるようになっているようです。(google mapも)
もちろんそちらからも行けますが、まず乗用車で登るのは勇気がいるぐらい狭く、急こう配です。
僕も一回そちらに行きましたが、途中で引き返してきました。(帰りはそこを歩いてきましたが、車で行かなくて正解でした。)
ナビ通りではなく、案内の石碑を目印にお車でお越しください。

ちなみに僕は、車ではいけないと断念し(失敗した)、緑印の場所に車を置き、登山ルートで登りました。
登るのは大変ですが、何百年も昔の人が通った道を自分も歩いているかと思うと、歴史と、神秘的な空間を楽しめます。

イメージ
イメージ

緑ルートはスピリチュアルな古道

イメージ
イメージ
イメージ
イメージ

古道を抜けると薬王院に 楼門

イメージ

それで、少々薬王院についてご紹介しておきます。

薬王院(薬王院)は、茨城県桜川市真壁町椎尾の寺院。正式名称は、椎尾山薬王院。
782年建立とされ1200年の歴史を有し、三重塔は茨城県指定文化財で、大工棟梁桜井瀬左衛門安信により1704年(宝永元年)に完成したもの[1]。安信はその後成田山新勝寺の三重塔も建立している。本堂は桜川市指定文化財で、数度の火災で焼失後現在の建物が1680年(延宝8年)に完成。本尊薬師寺如来、因陀羅大将像等の指定文化財の仏像を祀り、内陣小壁には彫刻、彩色画がある。仁王堂も桜川市指定文化財[2]。境内は茨城県指定天然記念物であるスダジイの巨木群生地でもある[3][4]。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋

1200年もの歴史があるお寺がこんな身近にあったとは知りませんでした。
こちらの楼門(仁王門)もなんて立派なんでしょうか!
神社仏閣は釘を使わない構造になっているのはご存じでしょうか?
伝統工法の真骨頂「枓栱」です。屋根の下を見てもらうとわかりますが、いくつもの木を組み合わせることで作っています。
これぞ日本の技術と美を象徴していると思います。たくさん組んであるほど、重いので、より高く複雑になっていくのでしょう。

イメージ
イメージ
イメージ

楼門を抜けると歴史ある石段が

イメージ

楼門を抜けると本堂へ続く石段が現れます。
この石段も何百年と姿を変えずにいます。今も昔も同じ道を歩くことができるのが歴史を感じる一番の魅力だと僕は思います。
上の方はよくわかるのですが、とても長く大きな石を一本使って段となっています。
一段の高さも高く、平でもなく、急こう配です。修験という言葉がすごく合いそうな気がします。

上から見下ろすと、急こう配がよくわかります。
降りるときは足元を注意しましょう。

イメージ

本堂(瑠璃殿)

イメージ

石段を上ると本堂が見えてきます。
写真の通りとても鮮やかで、大きく立派な建物で「わー」って声に出しそうになります。
今日は心を清めたく、素直な気持ちで参拝させて頂きました。
やはりお寺は足を踏み入れるだけで、気持ちが引き締まり、心がリセットされるような気がします。

本堂も、楼門以上に枓栱がすごいですね。
今の季節は、赤青緑でとても写真が映えますね。
彫り物もとても芸術的です。

イメージ
イメージ
イメージ
イメージ

2か所目を確認 三重塔

イメージ

こちらが、薬王院さんの三重塔です。こちらも大きいですね。
鉄筋コンクリートのビルならこの大きさでもあり得ますが、木造でこの高さはやはりすごい技術の集大成なのだなと思います。
もちろん釘も使ってないですし、木を組み合わせるだけでこの高さを作り上げいます。
枓栱も芸術的ですし、龍の彫り物でさらに迫力が感じ取れます。

住職様と少しお話をさせて頂きましたが、相輪がやっとわかりました。塔の上にある長い金属製の部分の事だったんですね。
先日行った行方市の西連寺の相輪塔も話題に出て、いろいろ繋がりました。良いお勉強になりました。

イメージ
イメージ

立派な木がたくさん スダジイの巨大群生地

イメージ

 境内にある巨木。この木もスダジイなのでしょうか?
確かに来る途中や、薬王院の周りにはとても大きな木がたくさんありました。
だからでしょうか?太古からある木のエネルギーが満ち溢れているこで、スピリチュアルな気持ちになるのかな。

如何でしたでしょうか?メインの道路からほんの数分山へ入ると、こんな素敵な場所がありました。
ぜひ、お参りに足を運んでみてください。秋にはとても紅葉が綺麗ですよ。

さて、残るは同じく桜川市にある小山寺となります。
こちらはさらに山奥にある感じなので、安全運転でお参りさせて頂きたいと思います。
それではまた来週?

Staff

Archives