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Favorite-Day and Night 編-

ブログ担当 伊東

更新日 : 2022.11.22

殴り合いの展開までに関係がこじれたことはなく思い返してみれば友人との諍いというものは小学生時代以降は無いと、在りし日の思い出に浸る伊東です。殴り合いなんてしたら腕の方が負けます。暴力では何も解決しません。アニメーションにおける殴り合いの喧嘩ってコメディタッチで描かれがちですが実際に殴られたら大分痛そうですね。

今回ご紹介しますのは正反対の二人が出会い殴り合い和解するショートムービー「Day&Night

制作はディズニーピクサー・アニメーション・スタジオ製作、私はピクサー映画が大好きなのですが、トイストーリー4だけ見る勇気がなくてみていません。3で充分綺麗に終わっていると思っているせいでもあります。

ピクサーで好きな映画は「モンスターズインク、ユニーバーシティ」「バグズライフ」「カール爺さんの空飛ぶ家」「トイストーリー3」「リメンバーミー」「2分の1の魔法」「ソウルフルワールド」が特に好きです。そのうち紹介したいですね。

正反対のふたり

話を戻して「Day and Night」よみかたは「デイアンドナイト」そのままですね。こちらはトイスーリー3と同時上映されました。ピクサーのショートフィルムは名作が多いですが昨今でも一番刺さったのはこの「Day and Night」でした。概要を話すとただのネタバレになってしまいますので見てから読んでください。

ショートバージョンがyoutubeにあるのでこちらをみてみてもいいかもしれません

この作品はアニメーションの表現もとても独創的です、昔懐かしい2Dアニメで動くキャラクターの体に3Dの世界が投影されていて、キャラクターの行動に対してつく効果音が3D世界の川のせせらぎであったり、生き物の鳴き声であったりするのです。お話についてですが、デイという昼間の世界が投影されたキャラクターが歩いていると自分とは全く違った夜の世界が投影されたナイトに出逢います、ふたりはお互いの違っている部分を揶揄い、ついには殴り合いの喧嘩を始めてしまいます、このあたりの効果音とアニメーションが見ていて心地いいので見てください、喧嘩して互いに疲弊した二人でしたが、次第に相手だけが持っている自分とは違う素晴らしいものに気づいていきます。どんな素晴らしいものかはご自身の目で確かめてください。そして仲直りしていくのですがこのお話の中で最も重要なシーンは終盤にあります。効果音ばかりのアニメーションの中にとあるシーンでラジオ放送が挟まります、ラジオ放送からは男性の声が発せられています。調べたところこの声の主はウェイン・W・ダイアーという作家さんの実際にあった講演放送を使用しているそうです。この方の言葉がこのお話の持つメッセージ性を強めているのです。簡単に言うと「人は始めて見たものに対して恐怖を抱いて拒絶するけど、私は最も理解し難いものこそ最も美しいと思います」といった内容をお話ししています。ある意味でお説教のような部分もある言葉ですが、このアニメーションのお話を包括しているメッセージになっています。このシーンの後ラストシーンを迎えるのですが、それもまたいいので是非見ていただけると嬉しいです。

今回のブログはここまでです。ありがとうございました。

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